日々旅遊ぶ

ARTICLE PAGE

知床エクスペディション 1日目 2018年9月16日

私の人生観を根本からごっそりすっかり変えてしまうようなあの旅からちょうど1ヶ月くらい。
今でもまだ、あの日々の特別な気持ちが心に身体にまとわりついて離れない。

知床エクスペディションという、知床半島を1週間かけてシーカヤックで一周するツアーに行ってきました。
このツアーのことを知ったのは2年前。
高橋庄太郎さんが、とあるトークイベントで、普段は話さないプライベートの冒険の話をしてくれたときに出てきたのが知床の話でした。
知床半島は根元の町こそ観光客で賑わうものの、道路があるのは本当に半島の付け根までだけで、
あとは羅臼側の海岸部を歩いて行くか、船で行くか、シーカヤックで行くか、くらいしか先端部の知床岬までたどり着く方法はなく、
一周しようと思ったらそれこそシーカヤック以外に方法はないような場所。
そして、オホーツク海に張り出す半島ということで気象条件も厳しく、海が荒れやすい場所であり、
シーカヤックで行くって言ったって、普通の人が普通に行ったら軽く死んでしまうくらいに厳しい場所でもあります。

トークで話を聞いたときは正直自分には縁遠い、敷居の高いツアーだと思ってました。
でも、ずっと心に引っかかっていて。
それから1年して、庄太郎さんが、ガイドの新谷暁生さんもいい歳だからツアーも来年やるかわからない、
行ってみたいなら今年絶対来た方がいいと言っていて、でもその頃はまだ仕事が長期休みを取れるような状況ではなく、
来年もツアーがあるなら絶対に行こう、と強く心に決めたのが始まりでした。
それから1年、私はずっと知床知床言って過ごしていたような気がします。
川を始めたのもちょうどこの頃でした。

そうしてようやく念願の知床エクスペディション!
15日に集合して、いきなり焚き火でごはん。楽しい夜を過ごしてから、
16日に出発準備をして、ウトロから出艇!
ツアーのお客さんは19人。それに新谷さんと、新谷さんのアシスタントの3人で、
総勢23名の海の旅が始まりました。

海を漕ぐのは初めてでとても緊張しました。
私はシングル艇を割り当てられたので、当然だけど自分で漕ぐ以外に進む方法がない。
運良くこの日は凪の良い日で、穏やかでまったりした海、初日にはちょうどいい天気でした。
でもがんばって漕がないとみんなどんどん先に進んで行ってしまうから、結構必死。
なるべく岸から離れないように、海岸に沿って進んでいきます。
この風景がまた、みたこともないような大迫力で。いきなり圧倒されつつ、
しばらく行くと、崖の上にヒグマの親子が!熊を見たのは生まれて初めてでした。
親子はすぐに崖を駆け下りて、河口付近にシャケを取りに行ってました。すごいすごい、大興奮。

お昼は上陸して、焚き火をおこし、大鍋でラーメン。
新谷さんやアシスタントのみなさんの焚き火の技術がすごすぎて、いつも感心しっぱなしでした。
食後に漕ぎ始めるとき、庄太郎さんがタコを獲って、みんな大盛り上がり。夜のおかず!

午後もひたすら海を漕いで、初日からこんな漕ぐのかよーというくらいへとへとになって、ようやく上陸。
いつもキャンプ地に選ぶのは水場があるちょっと開けた浜でした。
食料を入れて新谷さんたちが寝る大きなタープを張って、焚き火を起こして、
その間に私たちは自分のテントを張って。
いろいろ自分のことをしている間に、いつのまにか進んでいる晩ご飯の準備。
焚き火に大きなフライパンで、ひき肉を炒め、ピーマンを炒め、卵を炒め、、!
おかずができたら大鍋でご飯を焚き、おかずのフライパンを重しにして蒸らして、すごい手際の良さ。
およそ人里離れた海でとる食事とは思えない、豪華な三色丼をいただきました。
美味しかった、ものすごく美味しかったーーー。
夜も更けてきた頃、五十嵐さんがタコを捌いてくれました。
生のタコが茹でダコになっていく様を初めて見た、、!
タコの肝まで美味しく調理してくれて、なんというか、すごい人ばかり。

この日は興奮してあまり眠くならなくて、久しぶりの焚き火の側を離れがたくて、一番最後まで起きてました。
最後、新谷さんの一番弟子である新井場さんと2人で、デナリを滑ったときの話を聞いたり、
スキーをやりたくて新谷さんに弟子入りしたときの話をきいたり、いろんな話をして。
ずっと焚き火の側を離れられない私に新井場さんが、でもこれから5日くらいこれできますからね!と。
確かに確かに。1週間も外で生活するなんて、やったことないから不安だったけど、
毎日焚き火を囲めるなんて、なんて幸せなんだろう。
そんなかんじでほくほくしながら、興奮覚めやらぬままに、でも身体はぐったり漕ぎ疲れていたのでぐっすり眠りました。

2日目に続く

2018102406523933b.jpeg
201810240654149d6.jpeg
20181024065507e9c.jpeg

11:40 ウトロ港出艇

13:10 知床岩尾別YHあたりの湾、番屋あり

13:45 五湖のあたりの小さい湾に上陸、昼食
14:45

15:35 河口付近でヒグマ発見

15:55 カムイワッカの滝の少し手前の湾に上陸

※ドローン画像は倉岡裕之さん撮影

20181024064958687.jpeg
20181024065050d98.jpeg
201810240650516f0.jpeg
201810240650522af.jpeg
20181024065054330.jpeg
2018102406511818a.jpeg
20181024065120568.jpeg
20181024065121c5b.jpeg
20181024065123a30.jpeg
2018102406520824b.jpeg
20181024065210110.jpeg
20181024065211f37.jpeg
2018102406521345e.jpeg
201810240652148db.jpeg
20181024065216806.jpeg
2018102406522716b.jpeg
201810240652289a2.jpeg
2018102406523933b.jpeg
20181024065240d95.jpeg
20181024065242413.jpeg
20181024065243e64.jpeg
20181024065259130.jpeg
20181024065301f7b.jpeg
20181024065302b30.jpeg
20181024065304cb8.jpeg
20181024065315936.jpeg
20181024065316182.jpeg
201810240653186bc.jpeg
2018102406531930c.jpeg
201810240653308a0.jpeg
20181024065331552.jpeg
20181024065333387.jpeg
20181024065334423.jpeg
20181024065344c3b.jpeg
2018102406534646f.jpeg
2018102406534786b.jpeg
20181024065349b9a.jpeg
20181024065400a64.jpeg
20181024065401032.jpeg
201810240654039a3.jpeg
20181024065404850.jpeg
201810240654149d6.jpeg
201810240654165f2.jpeg
20181024065417d30.jpeg
201810240654185ef.jpeg
20181024065430e2b.jpeg
20181024065431f0c.jpeg
20181024065433d25.jpeg
20181024065434e76.jpeg
20181024065449507.jpeg
20181024065450ce2.jpeg
20181024065451bf2.jpeg
201810240654537fa.jpeg
20181024065504af3.jpeg
2018102406550672b.jpeg
20181024065507e9c.jpeg
20181024065509cd7.jpeg
20181024065520a45.jpeg
201810240655212e7.jpeg
20181024065523f93.jpeg
201810240655245ff.jpeg
20181024065620ffa.jpeg
201810240656210af.jpeg
20181024065622adb.jpeg
20181024065624a8b.jpeg
20181024065634e50.jpeg
201810240656369d6.jpeg
201810240656371fb.jpeg
201810240656394a1.jpeg
20181024065653fd5.jpeg
20181024065655ef3.jpeg
20181024065656f0e.jpeg
20181024065657801.jpeg
20181024065709571.jpeg
20181024065711ea6.jpeg
20181024065712274.jpeg
20181024065714610.jpeg
20181024065722c7c.jpeg
20181024065724cfb.jpeg
スポンサーサイト



Comments 0

Leave a reply