北海道の山旅1日目 トムラウシ〜ヒサゴ沼 2018年9月13日
9月13日から25日まで約2週間、今年2度目の北海道の旅に出てきました。
前半は山へ、ずっと行きたかったトムラウシとその奥の天国のような世界への山の旅。
後半は念願の知床エクスペディションへ、初めての海の旅でした。
全体的に天気に恵まれ、たくさんの素敵な人に出会い、忘れられないできごとの数々。
知床に行ったら人生変わるよと言われたけれど、旅の間に何回変わったかわからないくらい。
とにかくすごい旅でした。
知床に行く前に、北海道の山々の中でもいちばん行きたかったトムラウシ山へ。
本当は大雪山からトムラウシまで縦走したかったのだけれど、14日の天気が不安だったのもあり、
トムラウシ短縮登山口からの往復で、天気次第で行けるところまで行こうという計画。
近所だったら日帰り×2にするようなお天気だったけれど、
せっかく北海道まで来たし、天気が悪ければ山の中でゆっくりするのもいいかなあなんて気分で。
いろいろ考えたいこともあって、焦らない山旅がしたかったのでした。
さて、1日目はトムラウシ温泉の短縮登山口からトムラウシ山へ登り、ヒサゴ沼まで。
山はすでに紅葉。しばらく登ると富良野岳〜十勝岳〜美瑛山の稜線がくっきり。
なんて気持ちがいいんだろう。秋の山の澄んだ空気、大好き。
トムラウシ山頂前のトムラウシ公園の景色は圧巻でした。岩と緑とチングルマの紅葉の風景がとにかく美しい。
北海道の山は、なんだかとにかくのびのびと広い。ちまちました感じが全く無い。
繊細なのにおおらかで、居るだけで心が穏やかになる気がするくらい。
午後には悪くなるらしい天気もぎりぎり持ちこたえて、景色にうっとりとしながらトムラウシ山頂へ。
山頂に着いたとたんガスってきてしまって、山頂からの景色はあまり楽しめず。
まあいいや、また戻ってくるから。
この日の宿泊予定地はトムラウシからもうちょっと先のヒサゴ沼。
トムラウシ山頂にも南沼というキャンプ地があるのだけれど、トイレも水場もないのでちょっと避けたい。
なにより、水の近くに泊まるというのがいいなあと思って、絶対にヒサゴ沼までは行きたかった。
ガスの中、ヒサゴ沼方面へ。いきなり人の気配もなくなって、視界不良、時折出会う小さい沼が異様な雰囲気。
すごい、晴れていたら天国なんだろうけど、1人だし、薄暗いし、なんだか地獄に向かう道みたいだ。
すっかり心細くなって、そうすると歩く時間もやたら長く感じて、結構へとへとになりながらようやくヒサゴ沼の分岐へ。
岩場を越えて雪渓をおりていくと、見えた、沼!!!
ものすごく綺麗、雪渓の水が流れ混んでいて、風も穏やかで、いきなり天国に着いたみたい。
ようやく元気を取り戻して、雪渓の水を汲んで浄水して、たっぷり水を蓄えて避難小屋のほうまで。
テントは2張。1つは明らかに無人。
もう1人のテントの人といろいろ話してから自分のテントを張って夕食。
早めに眠りにつきました。
23時ごろ、ふと目が覚めて外を見ると、満天の星。
こんな星空初めてみた。本当に降ってくるみたいだ。
明日は晴れるかなあなんてのんきに考えていたら、2時すぎ、ものすごい雨と風。
しまった沼の近くにテント張っちゃった。
気になって外に手を出してみると3センチくらいの水深。
水はけは良さそうとはいえ追いついていない様子。
でもテントの中は全く濡れてこず、あらためてテントの性能に感心しました。
ありがたいなあ、フロアレスとかじゃなくて本当によかった。
雨が不安でなかなか寝付けず、明け方になってようやく眠りにつきました。
2日目に続く


09:10 トムラウシ短縮登山口
↓
11:55 前トム平
12:05
↓
13:40 トムラウシ山
14:20
↓
16:35 ヒサゴ沼の雪渓
16:45
↓
17:00 ヒサゴ沼避難小屋
休憩込 7時間50分
計 6時間50分
標準 9時間5分 → ×0.75
13.4km










































































































前半は山へ、ずっと行きたかったトムラウシとその奥の天国のような世界への山の旅。
後半は念願の知床エクスペディションへ、初めての海の旅でした。
全体的に天気に恵まれ、たくさんの素敵な人に出会い、忘れられないできごとの数々。
知床に行ったら人生変わるよと言われたけれど、旅の間に何回変わったかわからないくらい。
とにかくすごい旅でした。
知床に行く前に、北海道の山々の中でもいちばん行きたかったトムラウシ山へ。
本当は大雪山からトムラウシまで縦走したかったのだけれど、14日の天気が不安だったのもあり、
トムラウシ短縮登山口からの往復で、天気次第で行けるところまで行こうという計画。
近所だったら日帰り×2にするようなお天気だったけれど、
せっかく北海道まで来たし、天気が悪ければ山の中でゆっくりするのもいいかなあなんて気分で。
いろいろ考えたいこともあって、焦らない山旅がしたかったのでした。
さて、1日目はトムラウシ温泉の短縮登山口からトムラウシ山へ登り、ヒサゴ沼まで。
山はすでに紅葉。しばらく登ると富良野岳〜十勝岳〜美瑛山の稜線がくっきり。
なんて気持ちがいいんだろう。秋の山の澄んだ空気、大好き。
トムラウシ山頂前のトムラウシ公園の景色は圧巻でした。岩と緑とチングルマの紅葉の風景がとにかく美しい。
北海道の山は、なんだかとにかくのびのびと広い。ちまちました感じが全く無い。
繊細なのにおおらかで、居るだけで心が穏やかになる気がするくらい。
午後には悪くなるらしい天気もぎりぎり持ちこたえて、景色にうっとりとしながらトムラウシ山頂へ。
山頂に着いたとたんガスってきてしまって、山頂からの景色はあまり楽しめず。
まあいいや、また戻ってくるから。
この日の宿泊予定地はトムラウシからもうちょっと先のヒサゴ沼。
トムラウシ山頂にも南沼というキャンプ地があるのだけれど、トイレも水場もないのでちょっと避けたい。
なにより、水の近くに泊まるというのがいいなあと思って、絶対にヒサゴ沼までは行きたかった。
ガスの中、ヒサゴ沼方面へ。いきなり人の気配もなくなって、視界不良、時折出会う小さい沼が異様な雰囲気。
すごい、晴れていたら天国なんだろうけど、1人だし、薄暗いし、なんだか地獄に向かう道みたいだ。
すっかり心細くなって、そうすると歩く時間もやたら長く感じて、結構へとへとになりながらようやくヒサゴ沼の分岐へ。
岩場を越えて雪渓をおりていくと、見えた、沼!!!
ものすごく綺麗、雪渓の水が流れ混んでいて、風も穏やかで、いきなり天国に着いたみたい。
ようやく元気を取り戻して、雪渓の水を汲んで浄水して、たっぷり水を蓄えて避難小屋のほうまで。
テントは2張。1つは明らかに無人。
もう1人のテントの人といろいろ話してから自分のテントを張って夕食。
早めに眠りにつきました。
23時ごろ、ふと目が覚めて外を見ると、満天の星。
こんな星空初めてみた。本当に降ってくるみたいだ。
明日は晴れるかなあなんてのんきに考えていたら、2時すぎ、ものすごい雨と風。
しまった沼の近くにテント張っちゃった。
気になって外に手を出してみると3センチくらいの水深。
水はけは良さそうとはいえ追いついていない様子。
でもテントの中は全く濡れてこず、あらためてテントの性能に感心しました。
ありがたいなあ、フロアレスとかじゃなくて本当によかった。
雨が不安でなかなか寝付けず、明け方になってようやく眠りにつきました。
2日目に続く


09:10 トムラウシ短縮登山口
↓
11:55 前トム平
12:05
↓
13:40 トムラウシ山
14:20
↓
16:35 ヒサゴ沼の雪渓
16:45
↓
17:00 ヒサゴ沼避難小屋
休憩込 7時間50分
計 6時間50分
標準 9時間5分 → ×0.75
13.4km










































































































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